慢性腰痛 坐骨神経痛 ギックリ腰
慢性の腰痛や坐骨神経痛でお困りの方。ギックリ腰を繰り返している人。どこへ行っても治らないと途方にくれているあなた。
一度大腰筋の治療をご提案します。インナーマッスルの大腰筋は、アウターの脊柱起立筋と協働して脊柱を支持しています。
大腰筋とは、腰椎から始まり、骨盤の前側の深層部を通り、大腿骨の内側にある小転子というところに終わる筋肉です。
骨盤から始まる腸骨筋と合わせて腸腰筋とも言われています。
股関節を曲げる筋肉ですが、背骨にも着いていますので、背骨の動きにも大きくかかわっています。
大腰筋が硬くなると、主に身体を反ることで痛みが出やすくなりますが、背骨の動きが悪くなりますので、身体を前に曲げるときにも痛みがでることもあります。
この大腰筋に狙いを定めて行う鍼の方法が「大腰筋刺鍼」です!
深部にある筋肉なので7.5㎝~12㎝の鍼を用います.
背中側から鍼を入れ、深部にある大腰筋に鍼先をあてることで、大腰筋の緊張を取り除いていきます。
写真は大腰筋・脊柱起立筋・腰方形筋・多裂筋・梨状筋(坐骨神経痛治療)に刺鍼してます。
刺激が強めになり、響きと言われる鈍い感じが出やすい手技となりますが、響きが出ることで効果もしっかり得られます。
デスクワークや長距離運転など長時間の座位でもともと大腰筋に硬さが出ている可能性もあり、普段あまり感じない方でも体調が乱れるとともに痛みが発症することもあります。
立ち上がる時に腰が伸びない、腰に力が入りにくいなどの感じがする方は、大腰筋の硬さが悪さをしていることも考えられます。
腰の深層にある筋肉なので深く鍼を刺入しなければ治療できません。
初めて大腰筋刺鍼を受けた方は「あーそこそこ!」という辛いところに手が届いたヒット感を経験すると思います。